iPhoneよりもオープンなandroid、その歴史を紐解く

 

こんにちは!小宮生也です。
andoroidはiPhone以外ほぼすべてと言っていいスマートフォンにインストールされているOSです。なぜこれだけ多くのスマートフォンに導入されるようになったのでしょうか?

そこには様々な会社が協力し合って「スマートフォンに最適なOS」を開発しようという熱意がありました。今回は小宮生也が、androidは現在の形になっていくまでのストーリーをご紹介します。

始まりは一つの企業買収から

アンドロイド
小宮生也調べによると2005年、googleのアンディ・ルービンがandroid社を買収しました。この当時、android社は主に、携帯電話向けの新しいシステムの開発(現在のandroid)を行っていました。その後、2008年にはgoogleや通信キャリアなどが出資し、android規格の団体OHAを設立しました。

このOHAは世界的に様々な企業から出資を募り、現在androidの中心的なスマートフォンメーカーでもあるサムスンもその後、参加しています。

Androidはこうして多くの出資者、賛同者を募ったことで、世界中でandroidを利用したスマートフォンが発売されました。
通信キャリアもこのOHAに参加することで、android端末のスマートフォンに対応した基地局などが設置できることからNTTドコモなども参加しています。

このように、androidの開発は極めてオープンな環境で行われました。しかしそれ故に、androidは基礎的な機能しかありません。必要な機能の追加変更などは、各メーカーや通信キャリアの裁量に任せられています。

そのため、iPhoneでは実現できなかった「おさいふケータイ」や「モバイルスイカ」のついたスマートフォンがandroid端末から出るようになったのではないかと小宮生也は考えています。

これらの仕様をスマートフォンにつけることができたのも、androidが自由な変更ができたことによるものです。また、androidは中国やアジアの賛同企業が多く、比較的安価なスマートフォンにandroidが多いのもそのためです。

このように多くの企業からの出資を募り、多くの賛同企業を集めることで、androidは世界的にシェアを伸ばしていきました。

そんな規格体制だったため…

そんな規格の運営体制だったため、次第にセキュリティ対策への不安の声が多くなってきました。

小宮生也が考えるには、iPhoneアプリはアップルの審査を通過したもののみが公開されるのに対して、Andoroidアプリストアは開発者の独自審査で公開が可能です。

ウイルスなどの悪意あるソフトは公開後に削除される等の対応はされていましたが、iPhoneと比較して一度公開されてしまうなどのセキュリティについては劣っているとの評価がありました。

また、多くのメーカーのスマートフォンにandroidが導入されるため、細部にわたる検証が十分になされず、ある操作をすると動きが止まるといったバグがそのままになっているなどの不満も少なくありませんでした。

また、中国系企業が多く参加していたため、androidを通じての情報流出を心配する企業の声もあったと小宮生也は認識しています。製品特許を取っていても模倣品を作る企業が後を絶ちませんので確かに心配な部分であはありますが、実際にこうした情報流出は現在までに大きなニュースになるようなものは起きておりません。これについては、一部の中国製品を嫌う人が流したデマである可能性が高いと考えられます。

協力体制を世界規模で組むということが如何に難しかったかということを表す例となりました。それでも、現在までに多くのスマートフォンにandroidがインストールされているのですから、大変な功績です。

セキュリティや使いやすさが劇的に改善される

小宮生也調べでは、2011年の10月にandroid4.0を公開してから、セキュリティや使いやすさが劇的な改善を遂げました。今まではスマートフォンから携帯電話回線のみの接続でしたが、無線LANによるwifi接続なども可能となりました。

Googleの公式サイト以外からもアプリをインストールすることができるandroidは、その分ウイルスに感染するリスクが高いのですが、以前は自分でウイルス対策を行わなければなりませんでした。しかし、4.0以降ではandroidがウイルススキャンを行い、悪意あるソフトを検出すると自動で削除する機能を基本機能に追加しました。

スマートフォンがこれだけ普及してくれば、それを狙った犯罪なども増えてきますので、そういったものに対応する措置をandroidは取り続けていきます。

2015年に公開したandroid5.0では今までiPhoneでは機種により標準となっていた指紋認証にも初めて対応しました。
セキュリティに関してはiPhoneの方が上と言われることが多いですが、これだけ多くの賛同企業の意見をまとめ、セキュリティに対応していくのは至難の業とも言えます。

その中で、日々新バージョンによる機能追加で対応しているのですから、その対応力は特筆すべきものがあります。
これからも、時代に合わせた変化を続けていくこととなるのではないかと小宮生也は思います。

まとめ

AndroidはiPhoneのスティーブ・ジョブズのようなカリスマ性のある人は開発者の中にはいません。しかし、多くの企業から「よりよいスマートフォン」を作る熱意を集めて、規格団体が運営したことで、一社ではなかなか出てこなかったであろうアイデアがたくさん反映されています。

それは、現在のスマートフォンをよくするためにはどうしたらいいのか、常にディスカッションを重ね、セキュリティなどの脅威にも対応でき、新たな機能を追加し世界対応するという極めて難しい調整が必要となります。

オープンで自由な発想のandroidのスマートフォンがこれからも世界をリードしていくことでしょう。

以上、androidの歴史について小宮生也がご紹介させていただきました。

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